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肥厚性幽門狭窄症で入院

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まさか、生後26日で開腹手術を受けるとは思ってませんでした。

先月13日に生まれたムスコ、生後2週間目くらいから吐き戻しがひどくなり、便秘になり、1日中機嫌が悪く泣きっぱなし。

あんまり吐くので夜間の外来に連れていったのですが、赤ん坊は吐くものだし、おたふく風邪やインフルエンザの流行っている今、病院にいること自体がリスクだからもう少しおうちで様子見て、と言われて帰宅。

1週間ほど様子を見ましたがどんどん吐き戻しがひどくなり、体重が減り始めたので怖くなって別の小児科へ連れていくと、肥厚性幽門狭窄症の疑いあり、と。

病名でググっていただければ詳しい説明がいろいろ出てきますが、新生児特有の病気です。
胃の出口、幽門と呼ばれる部分の筋肉が厚くなってしまい、ミルクが先へ進まないのです。

だから、飲んでも飲んでも吐き戻すだけだし、1日中お腹が空いて泣きまくってた。吐きすぎて気持ち悪いのか、縦抱っこ以外の姿勢は拒否、24時間抱っこしっぱなしでキツかった…。

手遅れになる前に気づいてあげられてよかったけど、どんだけひもじくて苦しかったか…
⁽⁽(ཀ д ཀ)⁾⁾้

うちのムスコ君、かなり典型的な症状見せてました。
飲んだものを全て吐く、吐いた後はケロっとしてまた飲みたがる、トイレの回数が減っていく…。

ただ、噴水のように、とかマーライオンみたいに吐くのは症状がひどくなってから。最初はただただ滝のように吐いていたので、生理的嘔吐と区別がつかなかった…。

この記事にたどり着いた方、我が子の幽門狭窄症を疑って検索した方も多いと思います。
特徴的な吐き方、便秘気味などの症状と共に、体重気をつけて観てください!体重が増えない、減っている様子が見られたら病院に連れていった方がいいです。
可能なら小児科より小児外科を。うちの場合、近所の小児科の先生が小児外科を勧めてくれ、紹介状も書いてくれました。

生まれた大学病院の小児外科に連れていくと、すぐに肥厚性幽門狭窄症と診断され、その日のうちに手術を受けました。対応がものすごく早くて有難かった!

薬で治す方法もあるのですが、時間がかかる、効果が約束できない、うちの子の場合既に体重も減っていたので早く治してあげたい、というわけで外科手術を選びました。

泣きそうどころか大泣きして手術室に見送りました。比較的簡単な手術と言われても、自分の子が全身麻酔されて切られるのはそりゃイヤです。

小さ過ぎて、手術や入院に対する恐怖や不安を本人は一切覚えていないだろうことが救いと言えば救い。

1時間半ほどで手術は終了し、
説明されていた通り、翌日からミルクを飲み始めることができました。
手術日を含め、4泊5日の入院で退院。

ウソみたいにミルクが飲めるようになり、どんどんホッペがふくらんで血色がよくなっていく様子が嬉しかった!
飲んでも吐かないってだけで、ベビーベッドですやすや寝てくれるだけでなんてありがたいことか…。

まだ外来の受診が残ってますが、とりあえず安心です。今週は1ヶ月健診、病気のせいで小さめな子だけど、彼なりに体重増えてるはずだから楽しみ!