1歳半健診
ずいぶん前から気づいてはいた。
坊は私とは別人格なんだってことは。
てか、まったく私とは性格が違うってことに。
私は、かなり楽天的で見切り発車な性格。
とりあえずやってみて、失敗しながら軌道修正していくタイプ。
「ま、いっか」や、「死にゃーしないから大丈夫!」が口グセ。
我ながら大雑把だと思います。
一方の坊、とにかく納得いくまで観察、学習、準備したいらしい。腹落ちするまでモノゴトを始めない。
ハイハイも、たっちも、一人歩きも、能力的な準備が整ってから実際にできるまでの時間が長かった。
彼の辞書に「とりあえず」は、ないらしい。
私には理解できないけど、慎重派なんだね。
そんなわけで、1歳半健診というお初の場なんて、もちろん坊は苦手でした。
(母によると、私は初めての場所も大丈夫な子どもだったそうな)
でもまぁ、ほとんどの1歳児は苦手よね。
泣いてる子多かったもん。
雰囲気に呑まれて、完全に自分を見失った坊、
いくつかの絵を見せられて答える、
「わんわんはどーれ?」という質問(←発達具合を確認してる)に対し、
思いっきりご飯の絵を指差しましたとさ…。
普段の保育園行き帰りには、
お散歩中のワンコ指差して、うるさいほどわんわん言ってるクセにねえ。